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東京/2020

「異形鉄筋」


異形鉄筋とは、建物の構造用材料のひとつで、鋼を圧延して表面に「リブ」や「節」と呼ばれる凹凸の突起を設けた棒状の鋼材である。

釜浅商店は、「良い道具には、良い理(ことわり)がある」というポリシーのもと、料理道具を作る職人の素晴らしい技術をお客様に届けている。

そのため、この空間にふさわしいのは「建築の職人の技術である」と考え、普段は壁の中に隠れてしまう異形鉄筋を主役にデザインを施した。

実際には、手すりや什器を異形鉄筋を用いてデザインし、シンプルながらも職人の技術の必要な作りとした。

また、包丁の什器は枕木を使い、長年に渡って使っていただく包丁の長い歴史を表現した。

わたしはここで、職人の技術が人々に伝わっていくことを望む。


デザイナー:吉田昌弘・石井嘉恵
写真撮影:宮本 啓介


竣工 2020年7月
住所 東京都台東区松ヶ谷2-24-1
設計期間 2018.5.15-2020.5.17
工事期間 2020.5.18-2020.7.6
延べ床面積 231.62㎡
施工会社 株式会社 タブスタジオ