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矢田石材店
愛知 / 2015

「墓でつなぐ 」

墓とは、・・・・死んだ人との繋がりをなくさない為のもの
    ・・・・今の自分が存在することを再認識できるもの
    ・・・・家族の絆を深めるしあわせの証
墓をつくるという石材店の仕事は、死んだ人との接点をつくることであり、同時に、生きている家族の絆をつなぐことである。

そこで今回、必要な要素である、お墓についての話をするスペースを、「墓石」に見立て、「家」に見立て、同時に「家庭」に見立てることは出来ないかと考えた。

実際には空間を間仕切り、区画された空間が独立した1つの家族の為の空間とする。

また、その空間の外部の仕上げを墓石で使用する材料のみで構成し、内部の空間を住宅で使われる材料のみで構成することによって、墓石によって家族が繋がっているという最も重要な要素を表裏一体の壁で表現する。

さらに、外部仕上げに使用した石を木材でしか採用しない貼り方(ヘリンボーン・ボーダー・ハドンホール・乱張り)で貼ることによって、石によって繋がれる家族のぬくもりを表現する。

写真撮影 宮本 啓介