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サウンドシャッフル(カラオケ)
東京 / 2013

「音」

カラオケとは「空」の「オーケストラ」の略称である。
本来、オーケストラでは複数の様々な「音」の楽器で演奏される。

そして、様々な楽器は様々な材料を使い作られる。
木ー木琴 石ー石笛 革ー太鼓 鉄ー鉄琴 etc

そこで、サウンドシャッフルではそれぞれの部屋を楽器に見立て、それぞれの部屋を異なる材料で作ることを試みた。
実際に作った部屋は 御影石・大理石・白木・濃木・鉄(黑皮)・鉄(赤さび)・革(白)・革(茶)の8種類である。

また、ドイツの詩人ゲーテは、楽器の「音」を色で表現した。
それは、チェロは藍色、バイオリンはウルトラマリンブルー、オーボエはバラ色、クラリネットは黄色、ホルンは紫色、トランペットは赤色、フラジオレットはすみれ色に聞こえたと伝えられている。

私は「音」を「音色」として感じるためにそれぞれの部屋に材料と共に「色」を付加した。
実際には、部屋の周囲にまわしているモールディングに蓄光塗料で「色」をつけ、部屋に入った人が照明を落とした際に、空間に光として「色」が浮かび上がるように設計した。

写真撮影 宮本 啓介