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moisteane 仙台店
宮城 / 2012

「肌」

モイスティーヌサロンは素肌美を提供するサロンである。
そこに相応しい空間は「肌」を感じる事が出来る空間であると考えた。

「肌」は表皮、真皮、皮下組織で構成されており、表皮では、新しい細胞が古い細胞を表面に押し上げるようにして常に新陳代謝(ターンオーバー)を繰り返している。
そして、空間においては、鉄骨やコンクリートなどは「骨」に相当し、プラスターボードやLGSは「肉」に相当し、クロスや塗装などの仕上げ材が「肌」に相当すると考えた。
その中でも私は、最も肌の性質に近い「レース」で、「肌」を表現することが出来ないかと考え、設計した。

実際には、空間に必要な間仕切りをレースのカーテンで作成し、一枚では完全に透けて見えるが、空間全体として視線を通すと不透明になる間仕切りとした。
また、壁面の仕上げ材としてもレースを採用し、積層して貼ることによって、より直接的に「肌」の重なりを表現した。

空間の機能としては、クライアントの希望であった、「全ての空間を一つで使う事も想定して欲しい」という内容を実現するため、間仕切りを全て可動出来る様に設計した。

写真撮影 宮本 啓介


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商店建築 2013年8月号