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七叶和茶 新天地店
上海(中華人民共和国) / 2011

「ピンプレッションな空間」

株式会社七葉は「抹茶」という切り口から、「新しい日本のカタチ」を世界に発信している会社である。
良質の抹茶を、抹茶ラテなど現代的にアレンジしたメニューで提供している。
そして、その店内に求められる空間は「和風」ではなく「現代の茶室」である。
それは、オーナーの言葉を借りれば"日本に昔からある茶文化を現代的な解釈で楽しめる店"をつくりたいという思いの表れである。

「ピンプレッション」とは押すとその形に釘が押し出されるおもちゃの名称である(下記参考写真)。
中国では急激な成長過程の為、カフェに個室感を求めているのか、オープンな空間を求めているのか、まだ不安定であると感じた。
そこで、今回は、空間の間仕切りの変更を自由に行える空間を作るため、「ピンプレッション」の構造を利用した。
天井から吊り下がっている木パイプは、様々な長さを用意しており(小:天井意匠の為の短いパイプ 中:空気感を仕切る為の中間の長さのパイプ 大:床までの長さの物理的な間仕切り)、かつ、自由に配置を入れ替える事が可能な構造としている為、時代の流れに対応して個室感を調整する事が出来る。

私は空間に可変の要素を残す事によって、時代の流れに対応出来る空間を提案出来ればと考えた。

写真撮影 宮本 啓介




< PRESS >
繁盛店づくりのプロフェッショナル 2013年10月号

< AWARDS >
2012 - 第46回 SDA賞 入賞
2012 - DSA賞 2012(空間デザイン賞) 入賞
2012 - JCDアワード 2012 Best100選